2021/03/26 15:42

有機物に触れても、変わらない効果を確認

消毒剤の評価方法、EN14476※1や、ASTM E1052※2では、タンパク質の負荷は行われません。ドイツウイルス疾病管理協会(DVV)などによると医療におけるウイルスに対する試験に関するガイドライン(DVV&RKIガイドライン)」で公表されたウイルス不活化試験方法は、汚染物質としてタンパク質(ウシ胎仔血清)の負荷を試験条件に加えています。

DVV&RKIガイドラインは、その他の標準試験法と比べても、より実使用を想定した in vitro試験方法であると言えます。

※1欧州標準化委員会(CEN)
※2米国試験・材料協会(ASTM)